Jslash’EMのメモ 薬師(Healer)
2021/8/31 リンクの貼り直し・追加
7/6 イラスト追加、大幅に加筆
大雑把に
「くすし」。基本、英wikiからの説明です。イメージ通りパワーは無いので、自らを治療しながら先へ進むスタイル。毒への耐性があったり、技能でいくつかの状態異常を自ら治療する事が出来るので、強い敵からの一撃死に気をつければ不慮の事故を招く確率はかなり減るかも。最初から回復の魔法を使えるのも重要です。レベルが一つ上がれば、軟化の魔法が使えるようになります。どうにかして岩を砕いて、石をミートボールにしながら進みましょう。
ペットを大事にする事が鍵で、所持品や魔法もそれを有利にするものが揃っています。回復の薬は一つでペットを大きく回復するできるし、ミートボールは犬猫の好物。少しでも強い敵はペットに任せて、自分は回復役に徹する事で序盤を乗り切りましょう。
所持品の超回復の薬が祝福されていた場合、即使用して最大HPを上昇させるという選択肢もあります。
所持金の多さを利用して、店にお金を落とす(店が預かったお金になる)→ペットが拾う(客の預かり金が盗まれた状態)→店が預かり金を負担してくれる(その店で買い物をする場合に限り所持金が増えたのと同じ状態)→買い物、識別やり放題というプレイも紹介されています。Slash'EMはNetHackより店舗が多く、薬師は最初から多くの薬が判別済みなので、識別に使う金貨に余裕があるという面もあります。
序盤
最初から魔法が使えるとはいえ、あるのは体力回復魔法。それを使う為に防具を控えるのは本末転倒です。少しでもダメージを受けないように、最初は思い切り防具を固めるべきです。”メス”でどこまで頑張るかが問題ですが、序盤から集めやすい短剣類で遠隔攻撃を補助的に使っていくと良いでしょう。ただし、”メス”の「ナイフカテゴリ」には”クリスナイフ”があるので、それを使うつもりならスキルポイントは最大まで振ってしまっても良いかもしれません。他には”ユニコーンの角”も得意武器ですが、両手武器というのが悩ましい所。どうしても他に良い武器が手に入らなければ、という感じでしょうか。
初期装備に食料が無く、どうしても魔法の使用が増える為、序盤の食料確保は大きな問題です。つるはし装備のドワーフがいれば放置して、岩や石を生産してもらうのも一つの手かもしれません。また、技能”手術”はメスがあり、盲目などの状態異常にかかっていなければ”食毒”状態を治療できます。背に腹が変えられない場合、ゾンビの肉などを食べてその場で治療する、という手段もあります。貧弱な事は間違いがないので、いつ”祈り”を使うかというのは死活問題です。
ある程度の武器と-10以上のACが確保できれば”ノームの鉱山”下層に向かい”幸せの石”を取りに行くのも良いのですが、それが難しい場合は”神託”にむかい彫像から魔法書を狙ってみるのも良いかもしれません。低レベルの攻撃魔法が一つ手に入るだけで、戦力は大きく上昇します。
薬師は最初に下賜されるのが反射の盾のアーティファクトである”ミラーブライト”で固定なのですが、これがなかなか悩ましい。魔法を使うたびに付け外しするのが思ったより面倒な上に1ターンロスなのが大きいのです。良い攻撃魔法が無いのならこれを使って防御を固めて、”灰色ドラゴンの鱗鎧 gray dragon scale mail"を願うのも良いかもしれません。ただ、どうせ願うなら攻撃魔法という手も…この辺はその他のアイテムの出具合もあるので、なかなか判断が難しいところです。
初期装備
所持金1001~2000
メス(ナイフカテゴリ)
+1革の手袋
りんご5~10(敵の馬にあげよう)
祝福された回復の魔法書
祝福された超回復の魔法書?%
祝福された軟化の魔法書
回復の薬4
超回復の薬4(一定確率で祝福されている)
眠りの杖
回復の杖
聴診器
薬箱
オイルランプ(4%?)
能力(パッシブスキル)
魔力が無い薬、回復系のアイテムを識別済み
(水・血液・油・病気・酸・盲目・フルーツジュース・酔っ払い・能力回復・幻覚・回復・超回復・完全回復の薬・回復の杖・回復の石)
L1~ 毒への抵抗
L15~ 警戒能力
特殊能力・テクニック(アクティブスキル)
L1~ 手術
幻覚・眩暈・混乱ではない状態で、メスを所持している場合に限り、
- スライム化、病気、食毒の状態ならそれを治療してHPが5減る(1は残る)
- 1の状態で無く、最大HPより現在HPが少ないなら能力レベルに応じて回復
- 2の状態でさらに薬箱所持なら回復量にボーナス
L20~ 蘇生
100-能力LのHPを消費して、インベントリか床にある死体をペットとして蘇生させる。
スキル(得意武器・魔法)
エキスパート
*ナイフ・治癒魔法は最初から入門者。魔法は賢さで判定される。
魔法について
魔法は魔法使い系に次いで、僧侶と同程度に得意。とはいえ治癒魔法しかスキルが上がらない為、魔法が得意、というには語弊がある気もする。特に病気を癒す魔法に対してボーナスがあり、失敗しにくくなっている。
選択可能種族
ドッペルゲンガー(中立)
エルフ(中立)
ノーム(中立)
ホビット(中立)
人間(中立)
中立限定で種族が決まっている。基本、ドッペルゲンガーが強い。職業的に二刀流が無いので、エルフ、人間はそれだけでメリットが薄い。ノームは細工で革の手袋を力の小手か器用さの小手にできる。回復の石を識別済みなので、火打石を変化させれば幸せの石も判別が簡単。レベル7が必要だが、ぜひ覚えておきたい。