JSlash'EMのメモ 観光客(Tourist)

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11/30 種族について補足

 

大雑把に


運命の大迷宮にアロハシャツとカメラでやってきた、ちょっとどうかしている人。弱くて有名だが、それなりに救済はあるというか、単純に無理ゲーにしてある訳ではない。どうにかして最序盤を乗り切れば、他職との差はほとんど無くなり、むしろ有利な面も出てくる・・・はず。NetHackと違い、ホビットでもプレイできる。その場合は“明滅“が使えるが二刀流は不可になる。序盤有利にしたいならホビット、最終的な攻撃力を選ぶなら人間、といった感じか。
武器防具、能力値といった、敵を直接倒すのに必要なものは軒並み無い。代わりに食料や鍵開けの道具、カメラやそこそこの所持金など、便利アイテムは変に多い。
所持スキルが多く、拾った武器は割となんでも使える。が、振れるスキルポイントには限りがあるので、ある程度育成方針は決めておいた方がいいだろう。具体的には、投げ矢でずっといくのか短剣に移行するのか、とか、ユニコーンの角を使うのか使わないのか、など。まぁ、アイテムを見つけるタイミングにも左右されると思うので、臨機応変に判断しつつも、行き当たりばったりにならないように、という事。それ難しいってば。
地味に魔法に適正がある。便利な魔法が多い肉体魔法が熟練者まであがるので、装備や魔法書がうまく揃えばこまめに練習しておくと良い。
また、最初に下賜されるアーテファクトは固定でウィスパーフィート。韋駄天の靴のユニークアイテムで、隠密能力と更なる幸運が追加されている。これがあればノームの鉱山最下層まで急ぐ必要が無くなるので、食料に余裕がある場合は祭壇で粘って見るのもいいだろう。ただ、これのおかげで強力な武器アーテファクトの入手が遅れるというデメリットも否定出来ない。靴の性能を活かした、うまい立ち回りが求められるという事だ。
いろいろあるが、総合的に見て結局弱い。他の職業に飽きた人向けといってしまって良いと思う。もしくは、育てる楽しみはとても大きいので、そこを重視する人向け。
銃器スキルと二刀流スキルがあるので、二丁拳銃もやろうと思えばやれる。ただし銃器はレアなうえに弾丸も生成場所が限られているので、使える場面は少ない。いわゆるロマン武器だ。

序盤


多いとはいえ、投げ矢と食料、所持金はかなり振れ幅がある。まずは個数、内容を確認しておこう。箱が見つかり次第(岩の下に置くという手もある)、荷物整理をしよう。能力値が低くて持ち運べる量がかなり少ないので、すぐに必要無い物はきちんと保管しておきたい。その際、多すぎる食料、貴重なアロハシャツ、もし持っていれば魔法のマーカーなどが対象になる。食料のうち、保管場所にすぐ戻れるならば軽いものから持ち運ぼう。缶は重い割りに腹持ちが悪いので置いていって良いが、特別な効果が得られる肉なら即食べ、そうでなくても1つだけは持ち歩こう。敵対的な犬猫、馬に対して投げれば友好的になり、食べられないので繰り返し使えるので便利だ。
最初から持っている投げ矢+2はなかなか強力なアイテム。投げていると徐々に数が減っていくのでもったいなくてなるが、あまり惜しみすぎない方が良いだろう。死んでは元も子もない。ゴブリンや罠から割と頻繁に補充出来るので、敵の強さを見ながら修正の有る無しで投げ分けていけばいい。スキルポイントも熟練者までは振った方がいいと思う。短剣に移行するにしても、そちらの数が揃うまではしばらくかかるからだ。短剣を使っていく場合、メイン武器としてもっておく1つだけは名前を付けると間違って投げてしまうのを防げる。投げ矢も短剣も、未識別の薬に浸す事で病気の薬と変化の薬を識別できる。病気の薬を水にして聖水が作れれば、超回復の薬を祝福して最大HPを上げるという選択肢も出てくる。やって損は無いだろう。
カメラはつい忘れがちだが、かなりの便利アイテム。近接攻撃が出来ない最序盤は、敵に隣接されたらとりあえずカメラを思い出すべきだ(また、向きがあっていれば、離れている敵にも効果はある)。自分に使った場合の盲目はすぐに治るので、さまよう目や光を相手にする場合に有効。特に最初からタオルを持っていた場合は、さまよう目は逃さず狩っていきたい。
地図の巻物は少し使い所に悩むが、取っておいてもしょうがない。ノームの鉱山で照明が無いフロアや、メモリー倉庫を探す時などが使い所だろうか。ただし、ノームの鉱山は結構アイテムが落ちているので、照明器具を入所し次第きちんと探索し直した方が良い。
いうまでも無い事だが、ペットは大事。数を増やす事も視野に入れて、乾かし肉、占いクッキー、苔の怪物の死体、余裕があるなら猿用にバナナ等は常に持ち歩こう。
拾った武器防具は一つ一つきちんと吟味して、少しでも性能の良いものを集めよう。ドワーフのクローク重たいし、なんてスルーしてると、意外と+5なんてものも混じっている事がある。武器は判断が難しいが、それぞれの性能を把握して、少しでも平均ダメージが高いものを。修正が付いているものは売却額が高くなるので、判断の目安にしよう。
食料が多いという事から、ノームを食べに行かなくても良い場合は鉱山街よりも市場を優先してもいい。こちらの方が大きな店舗が生成される可能性があるので、色々と便利だ。特に雑貨店はなんでも識別してくれるので相当助かる。

初期装備


金貨 1〜1000枚
+2投げ矢 21〜40本
アロハシャツ
地図の巻物 4~6?枚
超回復の薬 二つ
高価なカメラ(30〜99チャージ)
クレジットカード
食料 10〜20個
缶切り・紐・タオル・魔法のマーカー
(いずれも4%、どれか一つのみで左から優先される)

スキル(得意武器・魔法)


エキスパート 

短剣、小剣、投げ矢

熟練者

ナイフ,シミター,サーベル,ユニコーンの角,素手,二刀流(人間),肉体魔法

入門者

斧,つるはし,幅広の剣,長剣,両手剣,メイス,モーニングスター,スリング,クロスボウ,手裏剣,ブーメラン,鞭,騎乗,銃器,予知・補助魔法
※ダーツが最初から入門者。魔法判定は知性。

魔法について


魔法は薬師、僧侶にうちで得意で、考古学者と同じくらい。得意魔法は補助魔法3の魅了。これはかなり強力な魔法なので、良い装備が集まれば練習してもいいかもしれない。騎乗スキルも入門者どまりとはいえあることだし。

選択可能種族


人間(中立)
ホビット(中立)

 中立限定という事で、下賜されるアーティファクトが武器以外に偏る事がある。それはそれで便利なのだが、攻撃力が不足し易い観光客にとって死活問題になる事も。
 人間を選択した場合は二刀流が可能で、ホビットだと固有テクニックの明滅が使える。二刀流は中盤以降で強く、明滅は序盤のピンチを切り抜ける際に有利。ただし、敵のホビットからはなかなか良いアイテムが手に入りやすい。そういう意味では、ホビットが友好的になる事を考えると単純にホビットが序盤有利と言い切る事も出来ない。