Jslash’EMのメモ 盗賊 (Rogue)

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2021/1/27 全体的に加筆
>11/30 種族について補足

 

大雑把に


 初期装備で袋・鍵開け道具・多めの所持金に緊急回避用の巻物など、便利グッズをたくさん持っている職業。武器拳銃だとすこし不便だが、短剣の場合はかなり強い。さらに最初に下賜されるアーティファクト地獄のバットで固定。今作中最高ダメージをたたき出す凶悪鈍器なので、手に入れさえすればかなり安定する。ただし能力値が盗賊らしく早さに偏っており、近接攻撃はやや苦手で運搬能力も低い。特殊能力は暗殺者風のダメージスキルだが、イマイチ使いどころが難しく、つい忘れがち。

 始めから持っている小剣は将来性が無いので長く使う武器ではないが、これや短剣は病気の薬に浸す事で毒が塗られた状態にできる。確率で相手を即死させることができるので強力。しかし投げた短剣を投げ返されこちらが即死、という事も無いとはいえない。ご利用は計画的に。
 二刀流がエキスパートまで行くので夢が広がるが、Slash'EMでは種族によって二刀流ができない場合がある。具体的には、人間エルフドワーフドロウしか二刀流ができないので、盗賊で二刀流がやりたい場合は人間一択となる。エキスパート二丁拳銃は試してみる価値あり。
 条件が整えば、Elberethで怯えた敵を後ろからバットや短剣投げでヒャッハー出来る。爽快。
銃器スキルと二刀流スキルがエキスパートまであがるので、条件が整えば超火力を実現できる。ただし銃器はどこででも入手できるわけではなく弾丸も生成場所が限られているので、使える場面は中盤以降になってくる。物が揃いさえすれば、スキルは思ったより早く上がるので、終盤では無双もできる。

序盤


 初期装備がの場合はいざという時の為に温存。とはいえ、それだとスキルが上がらないわけだが…。弾丸が消耗品のくせに自然生成されず、店売りか兵士からのドロップ品を回収するしかない。やはり一部のボス用や、突然現れた強敵用と思うべきだろう。一方、短剣は非常に使いやすい。投鏑数に+1のボーナスがあるので、メイン武器も短剣にしてしまってガンガン使おう。近接用と投鏑用に短剣を分けたい場合は、一本残して投げるか地面に置くかして、手持ちの短剣に個別の名前をつけてやればいい。
 地面に「Elbereth」を書いた際、怯えて逃げている敵に攻撃すると「バックスタブ」と判定されてダメージにボーナスが乗る。狭い通路なら直線状に逃げるため、短剣投げが非常に当てやすい。少し強めの敵には積極的に狙っていこう。せっかく属性が混沌なんだし。
 ただし種族が吸血鬼の場合、あまり遠い位置で敵を倒すと血が凝固して吸えない。通常は念のためかなり接近してから短剣を投げるように心がけよう。

 最初からお金と袋があるという事は、万引きプレイがやりやすいということ。食料に気をつけながら、武器防具を回収したり、アイテムの識別を進めよう。
 おそらく固定アーティファクト地獄のバットを長く使う事になるので、スキルを鍛えるためにこん棒やアキリスを見つけたら近接用にそちらを使ってみるのもいいが、バットを取ってからでも遅くはない。それくらい強い。

 これはどのキャラクターでも共通だが、自属性の祭壇で死体をささげる際に装備している武器が祝福されることがある。これは武器限定ではなく、「w」で無理やり装備してしまえば何でも対象になる。運次第とは言え初期アイテムの鍵を祝福すれば(多分)ほぼ壊れなくなるし、補助武器の短剣の束も装備しておけば一度に全部祝福してくれる。

初期装備


所持金1500~1999
小剣
短剣6~15本、投げ矢25~34本 or 拳銃弾丸25~34発
+1革鎧(祝福されていることも)
祝福された金貨を探す巻物 4枚
祝福された瞬間移動の巻物 4枚
病気の薬
鍵開け道具
防水袋
目隠し(20%)

能力(パッシブスキル)


短剣を投げる際に投鏑数が+1される場合がある
バックスタブ(怯えている敵に対して、1~現在のレベルに等しい値の追加ダメージ)
       *二刀流時は不可
人目を忍ぶ能力

特殊能力・テクニック(アクティブスキル)


L1~ 盗み (#borrow) モンスターから金貨を盗む。効率は悪いし怒られる。

L1~ クリティカル

特に人間と同じ身体構造の敵に対して高ダメージ。HPの半分の値+技能レベル。(それ以外の敵は1/4+TL)

L15~首掻き切り

対象に首があり、且つ武器が刃物で、判定に成功すれば即死。習得が遅い関係で、絶対に効かない敵もかなりいると思う。ただし、即死が効かなくても体力を半減させるくらいのダメージはある。飲み込まれている場合や、対象に首が無い場合は僅かなダメージのみ。

スキル(得意武器・魔法)


エキスパート

短剣,ナイフ,小剣,銃器,クロスボウ,投げ矢,素手,二刀流

熟練者

幅広の剣,長剣,シミター,サーベル,こん棒,ハエたたき,メイス,手裏剣

予知肉体物質魔法

入門者

両手剣,モーニングスター,フレイル,ハンマー,長斧,槍,乗馬

 二刀流が可能なら地獄のバットともう一つアーティファクトを装備したり、二丁拳銃も良い。最初から持っている小剣には強い武器が無いので鍛える必要は全くない。怯えた悪魔への銀の短剣連続投げは凶悪の一言。頑張って集めたい。基本的に使える武器が多く、非常に優秀。アーティファクト二刀流でも選択肢が多い。

魔法について


魔法の判定は賢さで行われる。
 肉体魔法跳躍は短剣投げの際に役立つし、壁抜けはいかにも盗賊らしい…が、この方法での窃盗は後々大変なので、使う場面を選ぶ。透明が暗殺者っぽいかな?全体的に強力な便利魔法が多いので、魔法書を手に入れたなら練習すると役に立つ。
 予知魔法も覚えておけばインベントリの圧縮につながる便利魔法が多く、鍛えておいて損はない。特に地図は終盤の冒険を劇的に変える。
 物質魔法開錠穴掘りが便利だが、基本的に攻撃能力が高いのでそれ以外の攻撃魔法は必要ないかも。穴掘りもが大量に手に入るはずなので、その為にスキルを鍛える程ではないかも。

選択可能種族


ドッペルゲンガー(混沌)
人間(混沌)
獣人(混沌)
オーク(混沌)
吸血鬼(混沌)
 
 獣人、オーク、吸血鬼は二刀流が使えないので装備の選択肢が狭まる。さらに獣人、吸血鬼は種族固有のくせが強すぎて、相当特殊なプレイになる。どちらも基礎能力は大変高いので、戦闘自体は楽。吸血鬼は遠隔攻撃と相性が悪いので、その辺もやや不利か。オークは初期装備が種族固有の物に変更になるが、基本劣化版である。