Jslash’EMのメモ 死人使い (Necromancer)

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2021/9/14 リンクの追加・張り直し
11/30 種族について補足

 

大雑把に


 僧侶魔法使いの特徴を併せ持ち、他にも変わった特徴を持つ職。初期装備の貧弱さと初期ペットの使いにくさ、初期アイテムの振れ幅が非常に大きいこともあり、ゲーム中屈指の難しさを誇る職業と言っていいと思う。大体なんで食料も防具も持ってないんだこいつは。死ぬ気か。
 さて特徴としては、魔法能力の高さとアイテムの祝呪を判別できる能力がまず上げられると思う。が、スタート時は魔力が少ない為、使えない魔法がほとんど。祝呪の判定も便利ではあるが、生死を分けるほど使える能力ではない。しかも最序盤に拾える防具はオークの兜など鉄製が多く、装備すると魔法を阻害する。うーん。何を優先させるか、その時々でベストの判断をするのが非常に難しいため、慣れるまでは本当にすぐ死ぬ。まぁ、魔力さえ確保できれば、序盤からいろいろな魔法を使える。魔法書の祝呪もその場でわかるので、呪われていなければとりあえず読んでおこう。
 ペットのグールは弱くはないのだが、とにかく癖が強い。まず、足が遅い。犬猫がなぜ強いかというと、速いからである。速さ速さ、速さが足りな(ry  ・・・あまりに遅いので、普通に行動しているとすぐにはぐれる。また、普通のペットと違い「祝福された」アイテムを避ける。これはまぁ自分がきちんと判別できるので、そこまでデメリットではないか。次に、「古い」死体しか食べない。グールが飢え死にするのかどうかは知らないが、なつき度を上げようと思うと微妙に面倒。一応、良いところもある。攻撃に麻痺の追加効果があるため、敵の動きを止めてくれるときがある。これは実際便利。しかしダメな部分が多すぎる。
 特殊能力のゾンビ化は、人間タイプの死体をアンデッドとして蘇らせる能力。元が敵対していた場合でも、蘇らせれば大体ペットになってくれる。稀に違う事もあるように書いてあったけど。ただし、能力の使用に2ターンほど?かかり、中断しない。拘束が長くはないが、一応気をつけよう。
 最後に、L1から持っている病気への耐性は非常に貴重かつ有用。アンデッドの肉や、時間が経ってしまった肉も平気で食べる事が出来る。肉さえ出ればちょっと安心という訳だ。また、終盤の敵が持つ病気攻撃を完封出来るのは大変有利。そこまで進められればの話だが…。

序盤


 スタートしたらまず荷物を確認しよう。巻物、魔法書指輪にランダム要素があり、それで難易度や進め方がかなり違ってくる。慣れないうちは、良いアイテムになるまでリセマラもありと思う。それくらい難しいです・・・。
 巻物に武器強化があれば、すぐに六尺棒に使っていいと思う。とにかく攻撃手段に乏しい為、安定して攻撃を当てる事がとにかく重要。どの種族を選んでも力が低くなるので、ダメージ命中補正はすごく欲しい。次に魔法書の確認。ここで戦術がすごく変わる。が最も使いやすいがコストが高い、次点で衝撃(敵から外れやすいが)、開錠怪物を作るは使いどころを選ぶ、施錠はかなり微妙。というか外れ。攻撃魔法の使いやすさは言わずもがなだが、残り魔力と光線の反射挙動には気をつけよう。開錠は箱の罠解除も同時に行えるため、地味に便利。短剣等が無く、箱を壊さずに中を確認したいときはとても助かる。怪物を作る魔法はレベルが上がらないと使えないが、食料になってくれる可能性もあるし、うまく祭壇が見つかれば捧げものにも困らない。慣れてくればこれが一番うれしい魔法と思う人もいるかも。施錠は・・・ピンチの時に部屋を密室にするという、非常に消極的な使い方になってしまうと思う。扉が無い場合でも、部屋の入口に扉を作れるため、上手く使えば場合によっては便利。しかし汎用性はない。瓶に関してはどれが来てもほとんど序盤の助けにはならないと思うが、能力アップ系や回復系の薬が祝福されていればすぐに飲んでしまってもいいかも。なにしろ防具が無いので、体力の確保や能力値の上昇は急務。祝福されていなければペットの回復用に。他は魔法書と共に箱に入れてしまってもいいかも。薬は地味に重たい。一番重要なのが指輪消化不良が来たら小躍りしていい。他の指輪は食糧事情が安定するまであまり付けなくてもいいが、耐毒回復は序盤からお世話になる。攻撃や命中に補正がつく指輪は使用の判断が難しいが、普通は、アイテム確保のために敵を出来るだけ確実に倒してなるべく早く先に進みたいので、腹減りを考えても付けた方がいいかもしれない。
 生命力吸収の杖はレベルドレインとともに少しのダメージを与える。序盤の敵ならたいがい倒せるのでいざという時の切り札だが、強敵の獣人系には効かない。特にジャッカル男は強敵なので、すぐに倒せなければとっとと逃げた方がいい。
 素早さが十分でない場合は、鎧(AC)が10でスタートする。出来る限り早く防具をそろえたいところだが、良い魔法が最初からある場合、+0オークの兜程度なら無理して装備しない方がいい。鉄製品は魔法の成功率を下げてしまう為、生死を分ける場合すらある。
 他には、ペットの扱いも注意がいる。最序盤はグールが余りにも使いづらい。動きの遅さにこちらがつき合っているとすぐに空腹になってしまうので、置いて行ってもいいと思う。犬猫、馬に切り替えた方が確実に強い。万引きもしやすいし。それまでは特殊能力のゾンビ化で、使い捨て感覚で死体をペットにしていけば十分だろう。レベル3になってアンデッドの位置が把握できるようになれば、若干ペットとして使いやすくなる。さらに、魔法の笛を手に入れられたならアンデッド軍団を作るのも一興。最初から覚えている死霊召喚死霊使役は強力だがかなり難しい魔法なので、当分お預けになる。
 つるはしも有効に使おう。モンスターの像は片っ端から壊して魔法書を探し(めったに出ないが)、も全て暴いて、有用なアイテムを集めよう。呪われていても、店の特別サービスで解呪出来る場合もある。Slash'EMでの基本戦術でもあるので忘れないようにしたいが、時折墓から一緒に出てくるアンデッドには注意。他の敵より強めの場合もあるので、準備を怠らないように。
 そんなこんなで5階か6階の市場にたどり着ければとりあえずひと段落。掘り出し物を探そう。無かった場合は…ノームの鉱山かなぁ・・・倉庫番はアイテムが多いが敵も強い。元々病気への耐性を持っているので、鉱山に多いノームやドワーフのゾンビ肉も平気で食べる事が出来る。市場にたどり着く前に食料がどうにもならない場合は、そちらにつまみ食いに行くという選択肢もある。

初期装備


+1祝福された六尺棒
巻物3本(ランダム)
祝福された死霊召喚の魔法書
祝福された死霊使役の魔法書
祝福された生命力吸収の魔法書
祝福された魔法書(衝撃開錠施錠怪物を作る、の内からいずれか一つ)
瓶3つ(ランダム)
指輪二つ(ランダム)*不確定名が鉱石付きの指輪ならElberethが!
生命力吸収の杖
つるはし
魔法のマーカー(20%)
目隠し(20%)

能力(パッシブスキル)


L1~ アイテム祝呪の判別
L1~ 生命力吸収への耐性
L1~ 病気への耐性
L3~ アンデッドの気配を感じる能力

特殊能力・テクニック(アクティブスキル)


L1~ 記憶の鮮明化(忘れかけている魔法の残りターンを大幅に増やす 知を鍛える)
L1~ ゾンビ化 人型の怪物の死体をアンデッドにする。2ターン使用、中断せず。
L10~ 魔力収集  魔力の回復。祭壇、豪華な玉座、植物や水がある場所では増量。
L15~  嵐の印 50-技レベル/5の魔力を消費し、ランダムな地点で魔法を爆発させる。

スキル(得意武器・魔法)


エキスパート

短剣,六尺棒,投げ矢,物質攻撃魔法


熟練者

ナイフ,つるはし,,こん棒,長斧,スリング


入門者

メイス,槍,トライデント,ジャベリン,手裏剣,素手

六尺棒、つるはし、攻撃魔法は最初から入門者。魔法は知性で判定される。

魔法について


魔法魔法使いと並び、最も得意とする職のうちのひとつ。特に死霊召喚は失敗しにくい・・・が、そもそも使えるようになるまでが遠い。また、スキルが上がるのは攻撃魔法物質魔法のみなので、かなり偏ってはいる。また、魔法使いと違い、白紙に魔法を書き込む際のボーナス、能力値に応じた魔法詠唱時のカロリー消費軽減も無い。

選択可能種族


ドッペルゲンガー(混沌)
ドロウ(混沌)
人間(混沌)
オーク(混沌)
吸血鬼(混沌)

 吸血鬼はいかにも死人使いといった感じだが、病気への耐性が全く重複するのでメリットが薄い。ただし種族固有の能力で直接攻撃能力が非常に高いので、その面では有利。ドロウも素手で敵を眠らせられるので、やや心強い。

 良い指輪が初期装備にある場合、それを使うことで同時に食料問題がシビアになる。その点ではレベルが9まで上がったドッペルゲンガーは何も気にせず両手に指輪をはめられるので便利。そこまでレベルが上がればの話だけど。

 オークの毒耐性を職業特製の病気耐性と合わせて考えれば、食料事情はかなり良くなると言える。同族を食べられるのも大きい。

 人間はとくにメリットは無い。イメージ重視の場合?