Jslash’EMのメモ 武闘家 （Monk）
2021/9/5 イラスト追加・リンクの貼り直し・追加
2021/1/18 加筆
6/22 二刀流について追記
大雑把に
この職業特有の様々な制約がある為に勘違いしやすいが、間違いなく強キャラ。Nethackよりもかなり補強されている。ただし他の戦士系とはかなりプレイスタイルが違ってくるので、初心者にお勧めかというとそうでもない。これで楽してから他の職業をやると、とても面倒くさく感じそうな気がする。他で苦労した後にやるといいのでは、と個人的には思う。
職業としては特殊な戦士系。徒手空拳、軽装で本領を発揮する上に割と魔法も得意。一応、武器スキルをいくつか持ってはいるが、遠隔攻撃以外で武器を使う機会はほぼ無い。さらに人間を選択して”二刀流”にすると素手の二回攻撃になり、序盤から文句無し（失礼）の強さ。ただし、耐性が揃ってないうちのコケ類などからの反撃ダメージは注意。Slash'EMでは素早さが高い状態でのAC補正があり、ローブの種類も追加されている事や、テクニックによる攻撃手段も豊富なので、NetHackよりも総合的な戦闘力はかなり高い。
最初に下賜されるアーティファクトで物理ダメージを半減させる事が出来るのも大きい。さらに、レベルを上げる事で攻撃能力とAC、耐性や能力がみるみる充実していく。この事はキャラ育成がアイテムや肉の出現に左右され難いという事だが、逆にレベルを上げないとどうにもならないともいえる。魔法もかなり得意で、職業の特性上から重武装になる事がかなり終盤までないので、意識して装備を整えれば常にそこそこの詠唱成功率を維持できるだろう。
初期能力値の中では早さがそこまで高くない割にかなり重要なので、意識して鍛える必要がある。序盤から投げられるものはなんでも投げる様に心がけた方がいいだろう。
プレイする際の注意点としては、ローブ以外の鎧（クロークやシャツは問題ない）を装備すると攻撃の命中率が極端に下がってしまう事が挙げられる。序盤は致命的なレベルなので気をつけよう。ただしこのペナルティはレベル20を超えたあたりで、アイテムや幸運値などの条件をきちんと満たしていけばほぼ完全に無視できる。現在のAC値では限界を感じてきたら、試しに何か鎧を付けてみて戦ってみるといい。
また、この職業特有の制限として、肉食をすると属性値（神から見た自分に対する友好度的なもの）が1下がるというものがある。食事をした際に「罪を感じた」と表示されるとこれに抵触したということ。序盤は祈り１回が生死を分けることも良くあるし、僧侶からの守りやテレパシーが消えてしまうのも痛い。自発的挑戦を達成するつもりがなくても、基本、肉は食べない方がいいだろう。かなり勘違いしていたが、属性値は敵を倒していくだけで勝手に上昇する値で、肉食で減る量は敵を倒して上昇する値からすれば微々たるもののようだ。自発的挑戦を気にしなければ、普通に肉食して問題ない。
力が高い割に装備は軽くなるので、特に序盤の運搬量には余裕があり、見つけたアイテムは気軽に拾っていける。鎧や武器などで金策する際、効率よく少ない往復で大量のアイテムを売却できて快適。
一つ覚えておきたい小技として、アンデッド等に対する銀ダメージの与え方。銀製の武器は上手く使いこなせないが、不確定名が「銀の指輪」となっている指輪を身に付けた状態で殴れば、不死や悪魔に追加ダメージ(ｄ20）を与える事が出来る。
序盤
装備の振れ幅としては魔法書と巻き物のランダム性。魔法書はどれも役に立つものだが、強いて言えば眠りが当たり。もともと強い為に回復はあまり使う機会が無く、レベルの上昇でACが下がるために守りの魔法も保険程度の意味しか持たない。持続時間が短いし。
巻物は種類が多すぎていちいち書けないが、もし鎧に魔法をかける巻物があればローブに使ってもいい。かなり長く使うことになることが多い。
進め方としては圧倒的な攻撃力と早く行動する能力を生かしてどんどん敵を倒してゆき、ノームの鉱山でも運命の大迷宮でも好きな方に進んでいい。その際出来れば適当に短剣投げを織り交ぜて、早さを鍛える事。基本を守って普通に戦えば、他の職業なら死を覚悟する強敵でも、驚くほど簡単に倒すことが出来る。特にテクニックの存在が大きく、初めから使える「連続攻撃」は頻繁に使えないとはいえ頼れる特技。ここぞというときに惜しまず使っていきたい。少しレベルが上がれば攻撃技の種類が増えるので、どんどん楽になっていく。
魔法を多用するなら兜はどうするか悩むところだが、その他のクローク、手袋、靴はしっかり吟味していこう。攻撃力の高さに酔いしれて雑なプレイになるのはさすがに良くない。ある程度の防具がそろえば、一気にノームの鉱山で幸運の石まで取得できる。運悪く最下層がアンデッドフロアだったとしても、テクニックを駆使して簡単に吸血鬼も倒せてしまうほど。
初期装備
+2革の手袋
+1ローブ
祝福された魔法書（回復or守りor眠り）
巻物（武器に魔法をかける巻物、以外の物）
回復の薬3
食料3～6
りんご5～10
オレンジ5～10
占いクッキー3～6（ペット獲得のお共に）
能力（パッシブスキル）
L1～ 透明視
L1～ 眠りへの抵抗
L1~ 早く行動する能力
L3～ 毒への抵抗
L5～ 隠密
L7～ 警戒
L9～ 探査
L11～？ 火への抵抗
L13～？ 寒さへの抵抗
L15～？ 電撃への抵抗
L17～ 瞬間移動制御
特殊能力・テクニック（アクティブスキル）
L1～ 空中ダッシュ 指定した方向に２マス移動 再使用まで25～74ターン
L1～ コンビネーション
魔力を10消費して、１ターンにテクニックを連続使用する。複雑なので後述。
L1～ 気功拳 魔力1以上必要。魔力消費で攻撃に追加ダメージ。一定時間持続。
L1～ 連続攻撃 １ターンに最大４回攻撃。レベルで成功率上昇。
L4～ 回復の気功 能力レベルに応じてHPを回復し、魔力を消費する。
L6～ 精霊拳 炎、冷気、酸、電撃いずれかの追加ダメージ及び属性効果を与える。
L8～ 魔力収集 魔力回復。祭壇、玉座、自然物があるマスではより多く回復。
L10～ グランドスラム
攻撃後、相手を地面に叩きつける。地面に穴が開いた際はダメージ倍増。 再使用500～1500ターン
L11～ 火除けの呪言 一定時間、火への耐性を得る
L13～ 冷気除けの呪言 一定時間、冷気への耐性を得る
L15～ 雷除けの呪言 一定時間、電撃への耐性を得る
L17～ 気功爆弾
直線で２マス離れた位置を中心に魔力の爆発を起こす。威力は消費魔力に依存。
L20～ 力のうねり 最大魔力が上昇し、魔力もそれにあわせて回復する。
スキル（得意武器・魔法）
マーシャルアーツ（素手より修正値が高い）
エキスパート
熟練者
入門者
ハエたたき,六尺棒,槍,ジャベリン,弓,手裏剣,攻撃・予知・肉体・物質魔法
＊体術と治癒魔法が最初から入門者。魔法は賢さで判定される。
魔法について
得意魔法は能力回復。ユニコーンの角が確実で無かったり、ポリパイル時に薬を使う事を考えれば、まぁバニラの時ほど無駄ではないかも。
選択可能種族
ドッペルゲンガー（中立・混沌）
ホビット（秩序・中立）
人間（秩序・中立・混沌）
ドロウが選べれば素手が強いのだが…。ホビットの明滅は格闘家っぽいし、序盤は非常に有利。L9以降のドッペルゲンガーが使える、空腹無視能力はベジタリアンには嬉しい。人間は二刀流ができるのが最初からかなり強い。
テクニック「コンビネーション」について
アプリ版では未実装。
魔力を１０消費して、他の攻撃系テクニックを一度に使う技。
開始技→連鎖技→決め技の流れで使う。FF8のゼルや、無双系のコンボに似ている。とはいっても開始技無しで始める事も出来るし、決め技も必須ではないので、そこまでシビアではないが、開始技を連鎖技の後に挟む事は出来ない。開始技を始めに続けて使う事は出来る。決め技を入れると以降はつながらない。
「使えない程衰弱している！」と表示される事があるが、条件が良く分からない…。
連鎖できる技は１０レベルごとに増えてゆく為、同時に2～5つの技を繰り出す事が出来る。
まず方向を指定されるので、入力。その後の技の入力にも方向キーを使用する。
技の一覧とコマンドが表示されるので、使いたい順に続けてキーを入力してゆき、最後にピリオドを入力するとコンビネーションが発動して結果が表示される。移動にテンキーを使用している場合は、技の入力にもテンキーを使用する。テンキーの方が簡単のような。
北西(LU or 7) ..北（U or 8).. 北東（RU or 9)
西(L or 4) ..........................東（R or 6)
南西(LD or 1) ..南(D or 2) ..南東(RD or 3)
技コマンド一覧
技の入力コマンドは一つの技につき二種類ある。同じコマンドを連続して入力する事は出来ないが、コマンド1と2を交互に入力する事で、同じ技を連続して使用する事は出来る。
・開始技
気功拳 1）LLDDR（4126） 2）LLDDRDR（41236）
空中ダッシュ 1）RR（66） 2）LL（44）
精霊拳 1）UURRDDL（886324） 2）URURRDDLDL（8963214）
力のうねり 1）DDRRDDRR（2263266）2）DRDRDRDR（23336）
・連鎖技
連続攻撃 1）LRL（464） 2）RLR（646）
・決め技
グランドスラム 1）DDDD（2222）
気功爆弾 1）DUDUUDDD（28288222）
＊アルファベットで入力する場合、特定の組み合わせで技の誤判断が起こり、その後の入力が失敗と見なされる場合がある。テンキーの場合に斜めがどう判断されるかは未検証。
例1
気功拳1 LLDDR→力のうねり2 DRDRDRDR → は、力のうねり以降が認識されない。
気功拳2 LLDDRDR→DRDRDR（該当なし）→ と認識されるため
例2
空中ダッシュ２ LL→力のうねり１ DDRRDDRR→同じく力のうねり以降がミス。
気功拳1 LLDDR→RDDRR（該当なし）→ と認識されるため
あーややこし
