JSlash’EMのメモ モンスターについて

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2021/9/22 記事作成

 

記事タイトルをモンスターについて、とはしましたが、全て書いていくとするとキリがないので、主にSlash’em で追加されたり変更点のあるモンスターについて、という事になると思います。

Slash’em で独自に追加されたモンスター


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*編集中*

死体から耐性や能力が獲得できるモンスター


Slash'emでもNetHackと同じく、一部の敵の死体を食べることで「耐性」を獲得できます。この耐性は非常に強力で、一度獲得すればそれ以後は半永久的に特定のダメージや悪影響を無効化できます。耐性はキャラクターへの直接的なものにとどまらず、ビンが凍ったり沸騰して割れることも防いでくれるなど、効果は所持品にも及びます。序盤~中盤にかけて、いかに耐性を揃えられるかが攻略の鍵と言っていいくらいです。

リストを埋めるのはかなり時間がかかるので、追々追加することになります。

 

毒耐性獲得

 毒は最序盤からプレイヤーにとっての脅威で、可能な限り早く獲得する事が求められます。蜂やサソリなど毒を持った敵からの攻撃、毒を塗られた武器での攻撃、落とし穴の針に毒が塗ってある場合など、いつ毒の被害を受けてもおかしくありません。

 耐性を獲得する最も手っ取り早い手段は毒を持った生き物の肉を食べることですが、当然その際は毒の悪影響を受け、強さが下がったり、最悪致死量の毒を摂取して死ぬこともあります。一部の「安全に耐性を獲得できる」死体か、缶詰にしてから食べる、解毒方法を確保してから食べる、又は指輪やアミュレットで一時的に耐性を得てから食べる、などの対策が必要になります。

兵隊蟻 イモムシ サソリ類 蜂類 ヘビ 水ヘビ 巨大カブト虫 狂暴ネズミ 巨大グモ ピロリスク 震えるブロッブ(安全)ユニコーン(安全) 洞窟蜘蛛(安全)等

 

眠り耐性

 眠りは受けてしまうと長いターン完全に無防備になってしまうため、これも大変危険な状態異常です。被害を受ける機会は多くはありませんが、眠りの罠やホムンクルスの通常攻撃、眠りの杖を振られた場合などはいつ起こるか分かりません。序盤に耐性を得る機会は多くは無いので、チャンスを逃さないようにしたいものです。

イモムシ エルフ類 ゼラチンキューブ 等

 

炎耐性

 炎耐性はゲームの中盤あたりから被害を受けることが多くなり、ゲーム最終盤までずっと必要になる耐性です。炎の杖やブレス、罠などダメージ源は多数存在するので早く獲得するに越したことはありません。比較的、獲得できる死体の判断が付きやすいのが特徴です。ただし炎のダメージによる装備やアイテムの燃焼、液体の沸騰による瓶の破損などは防げません。

赤色モールド 火蟻 茶色プリン ゼラチンキューブ ピロリスク 等

 

寒さ耐性

 この割れたりすることが無くなるのは大変ありがたい。やはりダメージ無効というのは大変ありがたい。ただし冷気ダメージは瓶を凍らせて割ってしまうので、耐性を持っていても注意が必要。獲得自体は比較的容易。

茶色モールド 雪蟻 イエティ ゼラチンキューブ 等

 

電撃耐性

 電撃攻撃は再序盤からバグ系の敵が繰り出してくるにも拘らず、耐性が獲得しにくい厄介な存在です。ダメージは無効化されますが、指輪や杖の爆発は防げません。危険を感じた際は杖や指輪を床に落としたり、出来る限り速やかに相手を無力化するなどの対策が必要になります。

茶色プリン 黒色プリン ゼラチンキューブ 等

 

粉砕耐性

 粉砕攻撃は食らう事も耐性の獲得も機会が少ないですが、受けてしまうと致命的な被害を被ります。防具が跡形もなく破壊され、自身が直接受けてしまうと即死します。基本的に黒ドラゴンのブレスでしか起こり得ず、反射能力を持っていれば被害は受けませんが、防具の選択肢を広げるためにも耐性として獲得する事が望ましいでしょう。

黒ドラゴン

 

テレパシー能力

 視界外の、思考を持つものを認識する能力。目隠しやタオルで視界をふさいだ際に発動する能力。安全確保のためや、アイテムを盗んで逃げている敵を追い際など、役立つ場面はゲームを通じて多い。Slash'emでは祝福された遠視の薬からも獲得できるようになったので、運が良ければ再序盤から獲得できる。

さまよう目 等

 

変化能力

 不定期に変身してしまうようになる能力。併せて「変化制御能力」を持っていないと、とてもまともにプレイできなくなるので注意。ただし、それさえあれば非常に強力。状況に応じて自由に姿を変えることは戦術と生存率を飛躍的に高める。

ミミック 遺伝子工学者 等

 

瞬間移動能力

 不定期に瞬間移動してしまう能力。これも不用意に獲得してしまうと、非常に面倒でまともにプレイできなくなる。変化と同様に、制御できれば非常に快適な移動が可能になる。

ニンフ レプラコーン フェアリー 天狗 等

 

瞬間移動制御能力

 瞬間移動を制御する能力。不定期に瞬間移動するかどうか尋ねられるのが面倒といえば面倒だが、個人的には出来るだけ取りたい能力。コスト無しで瞬間移動できるのは余りにも強力。ただし獲得方法は多くは無い。

天狗 イェンダーの魔法使い

 

早く行動する能力

 一つの行動で消費されるターンが少なくて済むようになる。敵よりも手数が多くなり、早く移動できるようになる大変重要な能力。

量子物理学者

 

以下編集中

 

対策が無く食べると危険なモンスター


死体には有益な効果だけではなく、毒の様に有害なものもある。中には数ターンで死に至る場合もあるので、細心の注意を払う必要がある。とは言え、食べてしまったとしても一応すべての場合に対策が用意されている。毒に関しては戦術の通りなので割愛。

アンデッド・古すぎる死体の肉

名前から判別できないが、元がゾンビであったり死体になって一定以上の時間が経過したものを食べると「食毒」状態になり数ターンで死亡してしまう。完全回復の薬かユニコーンの角で迅速に治療する、或いは神に祈る必要がある。

コボルトの肉はこれとは違うが、強力な毒性で同じような状態に陥る。この場合も対応策は同じ。

酸性の死体

ブロッブ系のモンスターや緑ドラゴン(及びその幼体)等は食べた際にダメージ受ける。10~20程度のダメージだが、序盤は危険。これは素直に体力の余裕のある時に食べるか、錬金術師の作業着で酸に対する耐性を得た状態で食べる、などの方法になる。

獣人系の死体

ジャッカル男/女やネズミ男/女などの死体は死ぬと動物の名前しか残らないので非常に判別しにくいが、食べると「獣化病」にかかってしまう。ランダムなタイミングで動物に変身してしまい、武器や防具が装備から外れたり、能力値が激減して荷物が運べなくなったりする。これも致命的なので、うっかり食べないように。対策としては聖水を飲む、トリカブトを食べる、神に祈るとやや特殊。

変身するモンスタ

獣人の肉と似ているが、カメレオンやドッペルゲンガーの事。彼らの肉を食べると「変身」能力が身についてしまい、ランダムなタイミングでランダムなモンスターに偏してしまうようになる。装備や能力が全く安定しなくなるので、とてもまともにプレイは出来ない。指輪などで「変身制御」の能力を獲得できるなら、むしろ選択肢が広がりとても強い。ただし、都度変身するかどうか聞かれるのはやや面倒ではある。

自分と同種族の死体

オークは例外的にこのペナルティを受けないが、人間やドッペルゲンガーの際に人間を食べる、ホビットの際にホビットを食べるなどすると神の怒りを買い「反感」を獲得してしまう。眠っているモンスターが起きやすくなったりするので大変やりにくくなる。これは対策がほとんどなく、グレムリンに能力自体をランダムで「盗んで」もらうか、「吸魔の怪物」の死体を食べてランダムに能力が削除されることに期待するしかないとの事。

瞬間移動するモンスター

ニンフやレプラコーン、フェアリー、天狗など。「吠える蜘蛛」とかもそうだった気がする…。彼らの肉を食べると「瞬間移動」能力が付いてしまい、ランダムなタイミングでランダムな場所に瞬間移動してしまうようになる。まともにプレイできなくなるほど大変なので、一時的にでも「瞬間移動制御」の能力を獲得できる状態で食べること。個人的には、その二つが揃った状態は大変強いと思う。

*他にもあるかも*

 

虐殺候補のモンスター


「虐殺の巻物」を読むことで、指定したモンスターをゲーム中から取り除くことが出来る。これは非常に強力な効果で、現時点で配置されているモンスターはもちろん、将来的にも一切登場しなくなる。呪われていない巻物ならモンスターを1種類指定、祝福されていればアルファベットで指定し、該当するモンスター全てをゲームから取り除く。

 この巻物はやや貴重で、あまり気軽には使えないので、使うタイミングと対象は慎重に選ぶ必要がある。例えば吸血鬼の類は強力な種類が多く、虐殺候補の一つ。しかし、彼らは必ず「オペラクローク」を装備しており、このアイテムの供給源としても有用。敵として生成される前に虐殺されると、クローク入手の機会が大きく減ってしまう事となる。ある程度の数がランダムで生成されたのを確認してから虐殺すると、その跡にはオペラクロークが遺されている、ということになる。このように、ただ面倒な敵だから虐殺すればいい、という訳ではない。

 

祝福された虐殺の巻物(文字種単位で虐殺)

L

リッチ系。単純に能力が高いのもあるが、アイテム呪いとアンデッド召喚(新規追加魔法)が非常に厄介。混沌クエストのヴェクナもリッチだが、彼は流石に虐殺できない。

;

海の怪物系。特にウナギ類のまきつき攻撃は即死の危険性がある。対抗策はあるが装備の付け替えが面倒。slash'emではカニさんが追加されているが、そちらは大した脅威ではない。と思う。

R

この文字種には2種類の怪物しかいないが、そのどちらもが完全に虐殺対象。錆びの怪物と吸魔の怪物である。武具を見る見るうちに弱体化させてゆく様は、軽くパニックに陥るほど。しかも動きが早く、あっという間に接近されて1ターンに複数回殴られてしまう。Elberethが効くので遠くから確認できれば対処の仕様はあるが、何があるか分からないのがこの迷宮。油断はしない方がいい。

V

NetHackでは吸血鬼は強力ではあるが、そこまで手に負えない怪物ではなかった。しかしSlash’em で追加された「吸血鬼の魔術師」と「星の吸血鬼」は別格。厄介者の召喚や高ダメージの触手攻撃など、高スペックな能力で非常に嫌な特殊行動を行ってくる。

 

以下編集中