JSlash'EMのメモ ワルキューレ(Valkyrie)

目次キャラ作成ワルキューレ

2/2 中盤以降 追記

 

大雑把に


 脳筋だが、このゲームは序盤なら間違いなく脳筋が有利。NetHackよりいくつかの点で弱体化したとはいえ、依然他の職と比べると楽。最初から速く行動する能力と寒さへの耐性を持ち、強化された防具と食料も一つ持っている。防具は最序盤には手に入りにくい盾なので、敵が落とした防具を有効に活かせる。
 NetHackから変更された点は初期武器が長剣から槍になった点と、短剣が3本に増えた点。武器は正直、騎士を完全に喰っていた部分だし、イメージ的にはこちらの方が合っているのでまぁやむなしか。しかし、どうせなら槍スキルをエキスパートにまで上がるように変更して欲しかった。槍は正直、無理して使い続ける武器種ではないので、できれば長剣、次点でサーベルが見つかったらそちらに持ち替えた方がいい。それまでは短剣を集めて、投摘で戦うのもあり。短剣もエキスパートまで上がるし、素早さが鍛えられる。
 また、力の小手の仕様が変更され、結果ワルキューレの特性がやや使いにくくなった。NetHackでは装備するだけで25になっていた力の小手が、+7まで強化しないと25まで到達しなくなっている。防具なので、武器のように気軽に最高値まで上げられず、ミョルニールブーメランはやや敷居が高くなったと言える。とは言え、メイン武器を放り投げるのはかなりリスクがある。返ってくるとはいえ「ほぼ」確実に、なので、最終版のシビアな局面ではあまりお勧めできない。水泳の小手の有用性も非常に高いので、力の小手の出番は中盤~後半にかけてと言えるかもしれない。
 「武器修練」のテクニックを忘れずに使っていけば、レベルが3になった時点ですぐに武器スキルを上げる事が出来る。このテクニックは一定確率で武器を識別してくれるので、新しい短剣を拾う都度、そちらに持ち替えて実行すれば強化された短剣も見つける事が出来るだろう。思いがけず拾ったアーティファクトなども、迅速にスキルを上げる事が出来て大変便利。
 最初に下賜されるアーティファクトは固定でミョルニール。NetHackとは素武器が変わっており、若干ダメージが高い。さらにランダムだった雷属性の追加ダメージが固定化され、超強力武器になった。自属性の祭壇がいつ見つかるかで、難易度は相当変わってくる。秩序で人間かドワーフを選べば、ミョルニールとエクスカリバーの二刀流という夢の組み合わせも可能。ちょっと反則じゃないですかねぇ…。
 クエスアーティファクトの運命のオーブは重たいが、別の階層へワープ(ランダム)が出来る。同時に魔法防御能力と警戒能力、さらに物理ダメージ半減・魔法ダメージ半減の効果も得られる。警戒能力は必須ではないし、魔法防御能力は他のアイテムからも得られる。さらに物理ダメージ半減もヴェクナの手が持っているので、魔法半減さえ我慢すれば重たいオーブを常時持ち歩く必要は無くなる。後半になればワープするときだけ袋から出し入れするようにすると良いだろう。 魔法ダメージ半減は、敵のアイテム呪い魔法の効果を減少させる効果があるので、半減効果を持つアイテムがオーブだけなら、中盤以降の探索中は基本的に袋から出しておいた方がいい。リッチやノールの呪術師などの高位魔法使い系、グールの女王や麒麟などが出だしたら特に注意。
 荷物整理の時は瞬間移動制御の指輪を合わせて使えば、階層を指定してワープする事が出来て超便利。ある程度間隔をおかないと再使用できないので、自由自在という訳ではないが。

序盤


 所持品は固定。「武器修練」で短剣スキルを鍛えつつ、投摘で素早さも頑張って上げよう。ノームの鉱山への分岐が早ければそのまま鉱山へ行っていい強さ。ただし自分がドワーフの場合は良い防具の入手方法がすこし面倒になる。ペットを大事にしよう。ドッペルゲンガーの場合は、鉱山街より下に行くのは「変化制御」を得られるレベル9以降にしておくと、変化の罠での事故を最小限に防ぐことが出来る。
 基本的な事に気をつけておけば、変なアクシデントが無い限り、特に問題無く先に進めると思う。それでも獣人とかドラゴンの子供とか蟻とか怖いけどね…。

 

中盤以降


 二刀流ならミョルニールと長剣系。秩序ならメインをエクスカリバーで決まりだろう。探査能力と生命力吸収への抵抗は便利すぎる。中立ならファイアブランドやアイスブランド。ボーパルブレードの首切りもなかなか馬鹿に出来ない確率で成功する。
 二刀流を使わないならメインはミョルニール、雷が効かない敵(青ドラゴンやゴーレム系)相手に予備の武器をもう一本用意しておこう。盾はエルフの盾を+7にしてもいいし、反射の盾でもいい。反射能力は耐性が一通り揃い、瓶や巻物をこまめに袋に入れるようにしているならば必須ではない。自動で反撃しているのと同じなので、あると強いけどね。
 魔法は全く覚えなくとも進めるので、兜はテレパシーの兜で問題ない。ACを優先させるならエルフの皮帽子を+7まで上げる。
 ゲヘナあたりまで来ると、「クリエイトプール」という特殊魔法を使う敵が出てくる。こちらの足元に突然問答無用で水場を作るという凶悪な魔法で、ヘタすると即死。対処するには浮遊状態になっておくか、水泳の小手を装備しておく必要がある。浮遊の靴より韋駄天の靴の方がはっきり言って有用だし、魔除けも浮遊より命が優先されると思う。水泳の小手を使わないなら浮遊の指輪という事になるだろうか。浮いたままって普段が相当不便なので悩ましいところだが…。それと、基本中の基本として袋に脂を塗っておくのも忘れないように。

職業クエス


北欧神話の巨人「スルト」に奪われた「運命のオーブ」を取り返すというもの。ワルキューレらしく、雪に覆われた故郷で多くの巨人と戦う内容。
 1階(地上)には火蟻と火の罠が多いので、火への耐性は最低でも欲しい。地下へ下りるとマグマに囲まれた狭い地形の中を、巨人たちを倒しながら下へ下へと降りてゆく事になる。かなりの数の巨人を相手にするので、出来れば缶詰作成機と、岩巨人を倒した後の岩を処理する為につるはしを忘れないように。所どころに適当なアイテムが転がっているが、無理してすべて集める必要はないだろう。
 最下層で対決する「スルト」はピンチになるとすぐに階段へ退避するので、あらかじめElberethを刻んで石でも載せておくといいだろう。もし階段に乗られたら、瞬間移動の杖か何かで一度吹き飛ばしてやるといい。運命のオーブを持っているとはいえ、そこまで無茶な強さではない。

初期装備


+1槍(ドワーフならドワーフの槍)
短剣 3本
+3小さい盾
食料 1~2個
オイルランプ(16.7%)

能力(パッシブスキル)


L1~ 武器修練

スキル(特異武器・魔法)


エキスパート 

短剣,斧,長剣,両手剣,ハンマー,素手,物質魔法?

熟練者

つるはし,小剣,幅広の剣,長斧,槍,ジャベリン,二刀流(人間・ドワーフ),騎乗
       
入門者

シミター,サーベル,六尺棒,トライデント,スリング,肉体魔法

※短剣、槍が入門者。魔法使用は知恵で判定。

魔法について


魔法はかなり苦手と言わざるを得ないが、あまり使う必要もないくらい強い。一応「lightning」雷?の魔法が得意。野蛮人や洞窟人よりはマシだが、序盤でガチガチに装備を固めたらそのまま突っ走るだろうから、普通のプレイならあまり改めて魔法の練習はしないだろう。

選択可能種族


ドッペルゲンガー(中立)
ドワーフ(秩序)
人間(秩序・中立)

人間、ドワーフなら二刀流が出来る。攻撃力ならまちがいなくトップクラス。一方ドッペルゲンガーだとエクスカリバーも二刀流も無いが、能力値やその他の能力にかけてはドッペルゲンガーの方が上。変化の罠や空腹を気にしなくて良いというのはやはり強力。